2014年11月18日

がんの知識|入院の準備(2)


本当に必要な身の回り品だけを用意する。

あれもこれもと考えるうちに、両手で抱えきれない私物となってしまうかも知れません。病院内にはコンビニや売店があります。生活雑貨以外にも、術後に必要となる品物まで揃えられています。大部屋の場合、占有面積は狭いですし、退院時の負担も考えておかなければなりません。

入院の手引きなどにも書かれていると思いますが、念の為に、もう一度ご一緒に確認して行きましょう。

必ず用意しておかなければならない物

診察券、入院申込書(入院の為の承諾書や誓約書など)、認印(朱肉が使える印鑑)、現在服用している薬と処方箋薬局で貰う薬の一覧(お薬手帳があれば用意しておく)

必要な生活用品(院内で安価で買える物があるか確認しておくと良いでしょう)

大きめのパジャマ類(前開きの物)、その上から羽織る物(前開きの物)、大きめの下着や靴下、バスタオルやフェースタオル(多め)、コップや歯ブラシ・石鹸などの洗面具、シャンプー(体・髪)・リンスなどの入浴具、お箸や爪楊枝などの食事具、すべりにくいスリッパ、ハンガー、洗濯ばさみ、(病棟に洗濯機があれば)洗剤、ティッシュペーパー、ビニール袋、時計、ノートと筆記具、入院後に受け取る書類を入れるファイル、少額のお金(小銭)、輪ゴム、手鏡、エコバック(院内移動・買い物用)

必要に応じて準備する物

限度額適応認定書(前述の高額医療費)、食事療養費の標準負担額減額認定証(あなたの所得によって減額が受けられます)、生理用品、イヤホン、外出着(スエット、スニーカー)、書籍など気晴らしになりそうな物

※スマホ(携帯)、タブレット、PC、その他のAV機器は使用制限を確認しておきます。持ち込み不可の物もあります。

治療前と治療後では、精神的にも身体的にも大きな違いがあるかも知れません。担当医や看護師のちょっとしたアドバイスにも耳を傾けておきましょう。
タグ:持ち物 入院
posted by 風と空 at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月17日

がんの知識|入院の準備(1)


まず、安心して入院できる環境を整えておきます。

◇体調管理を心掛けましょう。

風邪をひかない事はもちろんですが、持病がある場合には事前に担当医に申し出ておきます。特に他の診療科でお薬を処方されているなら、それらも必ず治療内容を決める前に伝えておかなければなりません。市販のサプリメントやドリンク剤なども、治療の効果を妨げる恐れがありますのであらかじめご相談しておいて下さい。

◇お勤め先での仕事内容や、ご家庭内でのあなたの役割を、誰かに引き受けて貰わなければなりません。

職場の環境や上司、同僚や部下の方との人間関係によっては、あなたが苦しい立場に置かれる事があるかも知れません。がん患者であるや治療の事を、誰に、どこまで話すべきかもご判断が難しいに違いありません。お忙しい職場であればなおさらでしょう。

小さなお子さんがいらしたり、介護の必要なご家族がいれば、それらの問題も簡単な話ではありませんね。退院後も元通りの生活が送れるようになるまで、ある程度のリハビリ期間が必要となって来ます。手術や治療の内容、その後の症状によっては、あなたご自身に介助者が必要となるかも知れません。

こんな時にこそ、迷わずがん相談支援センターに足を運ばれてみて下さい。あなたが入院なさる病院以外であっても構いません。さまざまな角度から無料のサポートをして頂けます。

◇公的助成や保険の手続きを確認しておきましょう。

すでにお話したように、医療ソーシャルワーカーなどからアドバイスを受けて、あなたが使う事のできる助成制度をフルに活用していきましょう。又、民間の保険に加入されているなら、最近は手厚い保証が組まれていますので、どんな手続きをすればどれ位の金額が支払われるのかもご確認されておくと安心です。

大まかな治療費の総額も病院側に尋ねれば直ぐに回答が得られます。しかし、入院される際に大金を持って行く必要はありません。クレジットカードの使える病院も増えていますので、検査や診察などで病室を離れる事も考慮して、盗難のリスクはなるべく避けておくべきだと思います。


●参考にして良いホームページ

「がん情報サービス」

「医療情報サービスMinds」

※情報量が豊富で内容も確かです。がん相談支援センターも大いに活用されていました。
タグ:入院 準備
posted by 風と空 at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月16日

がんの知識|治療を知る(2)


治療について担当医と話す際の、いくつかの要点をまとめてみました。

●その治療を受ける事によってどんな結果が得られるのか。完治できるのか。あるいはどの程度の抑制効果が期待できるのか。

●副作用はあるのか。それはどの程度のものなのか。後遺症が残るのか。残るのであれば、どの程度のものがいつ頃まで続く見込みなのか。又、その副作用や後遺症を抑える事はできるのか。

●再発の可能性があるのか。どれくらいの確率なのか。

●他に治療法はないのか。あるとしたら、なぜそれを勧めないのか。どんなリスクがあるのか。

これも誤解を覚悟で申し上げなければなりませんが、担当医が手術以外の話を全くされない場合は用心すべきかも知れません。

医者は手術をしたがります。

既にお話した通り、数をこなしている医師は、自然とオペ(手術)の技術も向上して行きます。あなたの担当医の中に、早く上達したいと考える心理が存在しても不思議ではありません。若い医師などが典型的な例でした。今までに切った事のない部位であればなおさらです。志の低い医師が患者さんを所有物と捉えるのと同じ様に、もしかしたら、、あなたの担当医も手術を「数」として考えているかも知れません。

手術を受ける事によって、体の器官の一部を失い、機能に障害をきたす事が起こります。手術以外の選択肢(抗がん剤や放射線)があるなら、あなたはそれを望むかも知れないのです。

どんな治療にも効果の裏側にはリスクが付きまといます。できる限りの正しい情報を集めて、ご家族様ともよく話し合って決めていくべきです。
タグ:手術 選択肢
posted by 風と空 at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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