2014年12月06日

がんの知識|介護保険(2)


利用できるサービス「訪問サービス」

●訪問介護(ホームヘルプ)
日常の食事・排泄・入浴などが困難な状態であれば、ホームヘルパーがご自宅を訪問して介助してくれます。又、生活必需品の買い物を代行したり、家事全般(炊事・洗濯・掃除んど)を決められた時間の中で行ってくれます。

●訪問入浴介護
ホームヘルパーでは対処できない状態の患者さんの場合、看護師などを含むチームがご自宅に伺い介助します。

●訪問看護
在宅医などと連携を取って、訪問看護ステーションの看護師や保健師がご自宅に訪問します。診療や手当て、療養の為のお世話をします。

●訪問リハビリテーション
理学療法士(歩行など基本的な動き)や作業療法士(物を書く・作るなどの動き)などがご自宅を訪問します。日常生活での自立を助ける為のリハビリを行います。ただし、末期の場合は、抗がん剤などの影響で骨がもろくなっているかも知れません。担当医医の診断や助言に基づいて行うべきでしょう。

●居宅療養管理指導
医師、歯科医。薬剤師などがご自宅を訪問します。医学的な管理や指導を行います。

利用できるサービス「通所サービス」

●通所介護(デイサービス)
外出が可能な患者さんが対象です。デイケアセンター(送迎有)へ通い、日常動作の訓練や食事の支援を受けます。各種のレクレーションや、一年を通じたイベントなどにも参加します。

●通所リハビリステーション(デイケア)
設備の整った病院や診療所、あるいは老人保健師施設に自力で通い、理学療法士や作業療法士の指導を受けてリハビリを行います。

posted by 風と空 at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 療養 | 更新情報をチェックする

2014年12月05日

がんの知識|介護保険(1)


対象者と申請

原則65歳以上の方が対象です。

しかし、40歳から64歳までの方でも、末期がんであると診断されれば対象者となります。各市町村役場が窓口でした。認められれば、必要なサービスを1割負担だけで受けられます。

まずは申請を行わなければなりません。担当窓口で詳しい説明を受けて下さい。主治医の書く意見書を精査して訪問調査を行い、市区町村におかれた介護認定審査会で審査と認定を行います。認定の申請後、30日以内に結果が通知されます。

ご注意頂きたいのは、ありのままの状態を見て貰う事です。特に男性患者さんの場合は大変に問題がありました。調査員の前で元気にふるまおうとするのです。末期の場合、刻々と症状が変化して行きます。その辺りも十分に踏まえた上で、あなたへの介護の必要性を訴えなければなりません。

介護保険は認定の段階によって受けられるサービスに差があります。

要支援1、要支援2、要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5、と数字が多くなるほど手厚い給付が受けられる仕組みです。認定が受けられれば、申請した日からのサービスが対象となりますので、迷わず、真っ先に申請して下さい。

要支援の場合は「訪問サービス」と「通所サービス」が受けられます。相談窓口は地域包括支援センターでした。要介護となれば「施設入所サービス」も受けられます。ケアマネージャーと呼ばれる専門家に相談できます。

通常は介護認定の審査結果に同封されて、民間の「居宅介護支援業者」の一覧が送られて来ます。ケアマネージャーはそこに在籍しています。あなたの状態と認定の段階に応じたケアプラン(施設に入所するのか、デイサービスに通うのか、ホームヘルパーを依頼するのか、介護ベッドなどの医療器具をレンタルするのか、他)を作成してくれます。

もちろんケアマネージャーの能力や各事業者の態勢も均一ではありません。一人のケアマネージャーが受け持つ事のできる患者さんの数も限られていますので、当然ながら人気のある人材と巡り合える確率も低いと言わざるを得ません。あせらず、よく話を聞いた上で契約を交わしましょう。

特に医療ソーシャルワーカーはその辺りの裏情報を多く握っています。がん相談支援センターの相談員が信頼できそうであれば、内々に評価の高い業者やケアマネージャーを推薦してくれるかも知れません。間違いなく把握はしています。
posted by 風と空 at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 療養 | 更新情報をチェックする

2014年12月01日

がんの知識|在宅での療養(2)


◇在宅療養支援診療所

一般の病院とはシステムや料金が異なります。在宅で療養される患者さんを支援する為の診療所です。24時間体制で365日対応して貰えます。必要であれば、訪問看護や往診(訪問診療)も行っていました。

さまざまな医療機関や訪問看護ステーションとも連携してくれます。介護保険の適応対象者であればケアマネージャーとも連絡を取り合っていました。そうして、より安心な療養生活の態勢を整えてくれるのです。

例えば、療養中にご自宅で容態が急変した場合、病院側との間に入って、治療法の相談や入院の手配なども行っていました。

◇訪問看護ステーション

最近、急速に需要が伸びています。終末期のがん患者さんに限らず、通院が困難な方を対象としています。がん相談支援センターや病院の医師などに紹介して貰えば無難ですね。

看護師または准看護師がご自宅に伺います。

医師の指導に基ずく診療の補助
健康状態のチェック(血圧、体温など)
タンの吸引
褥瘡(床ずれ)の処理
入浴介助
体の清拭(体をふく)
健康相談

などを行います。

◇在宅ホスピス

ご自宅への訪問による緩和ケアです。

鎮痛薬や医療用麻薬によって、がん独特な痛みを和らげてくれます。体の向きを少し変えるだけで、あなたの息苦しさも大きく改善されるでしょう。こちらは医師の診察や医療行為も行われますので、食欲不振などで栄養点滴が必要な場合などは看護師が直ぐに対応してくれます。

終末期の場合、ご自分がどこで最期を迎えたいかは、ご家族ともよく話し合って意思表示しておかなければなりません。この他にも地域包括支援センターや、お住まいの市区町村の相談窓口をお訪ねになってみるのも新たな情報への近道です。

あなたやご家族に合った療養の仕方を探しましょう。

posted by 風と空 at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 療養 | 更新情報をチェックする
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