2014年12月05日

がんの知識|介護保険(1)


対象者と申請

原則65歳以上の方が対象です。

しかし、40歳から64歳までの方でも、末期がんであると診断されれば対象者となります。各市町村役場が窓口でした。認められれば、必要なサービスを1割負担だけで受けられます。

まずは申請を行わなければなりません。担当窓口で詳しい説明を受けて下さい。主治医の書く意見書を精査して訪問調査を行い、市区町村におかれた介護認定審査会で審査と認定を行います。認定の申請後、30日以内に結果が通知されます。

ご注意頂きたいのは、ありのままの状態を見て貰う事です。特に男性患者さんの場合は大変に問題がありました。調査員の前で元気にふるまおうとするのです。末期の場合、刻々と症状が変化して行きます。その辺りも十分に踏まえた上で、あなたへの介護の必要性を訴えなければなりません。

介護保険は認定の段階によって受けられるサービスに差があります。

要支援1、要支援2、要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5、と数字が多くなるほど手厚い給付が受けられる仕組みです。認定が受けられれば、申請した日からのサービスが対象となりますので、迷わず、真っ先に申請して下さい。

要支援の場合は「訪問サービス」と「通所サービス」が受けられます。相談窓口は地域包括支援センターでした。要介護となれば「施設入所サービス」も受けられます。ケアマネージャーと呼ばれる専門家に相談できます。

通常は介護認定の審査結果に同封されて、民間の「居宅介護支援業者」の一覧が送られて来ます。ケアマネージャーはそこに在籍しています。あなたの状態と認定の段階に応じたケアプラン(施設に入所するのか、デイサービスに通うのか、ホームヘルパーを依頼するのか、介護ベッドなどの医療器具をレンタルするのか、他)を作成してくれます。

もちろんケアマネージャーの能力や各事業者の態勢も均一ではありません。一人のケアマネージャーが受け持つ事のできる患者さんの数も限られていますので、当然ながら人気のある人材と巡り合える確率も低いと言わざるを得ません。あせらず、よく話を聞いた上で契約を交わしましょう。

特に医療ソーシャルワーカーはその辺りの裏情報を多く握っています。がん相談支援センターの相談員が信頼できそうであれば、内々に評価の高い業者やケアマネージャーを推薦してくれるかも知れません。間違いなく把握はしています。
posted by 風と空 at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 療養 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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