2014年12月25日

がんの知識|費用(5)


●医療費控除(これは税金のお話です)

一年の間に決められた額以上の自己負担を支払った場合、税金で納める額の一部を軽減する制度です。これもまた自分自身で手続きしなければなりません。必要となるのは、患者さんが実際に支払った額の領収書と、会社などにお勤めであれば年末年始辺りに受け取る「源泉徴収票」です。これらを元に、毎年2月16日から3月15日の間に「確定申告」を行います。

がんと言う恐ろしい病と向き合う患者さんを支える為の諸々の制度が、こんなにバラバラの手続きをいくつもこなさなければならないことが悲しくさえ思えます。

でも、どうか頑張って手続きを済ませて行って下さい。少しの努力で払わなくて良いのなら、少しの辛抱で戻ってくるのなら、大切なお金を無駄にするべきではありません。確定申告で得られる額はごくわずかではありますが、それでもご自身の為に使えるお金に違いはないのです。

インターネットから申告用紙(国税庁)をダウンロードする事ができます。他にも、民間のサイトで簡単な入力によって計算までしてくれるページもあります。分かり易いページを検索してみて下さい。又、受け取る為の銀行口座や領収書・源泉徴収票を用意して行けば、地域の確定申告を行う会場で係の方から指導を受けながら記入することもできます。

●仕組み

1年間(毎年1月1日~12月31日)に、あたたやご家族の方が支払った自己負担額などの合計が対象となります。

●控除の対象となる主な費用

・医師や歯科医師による診療費
・診療を受ける為に直接必要な費用
・通院交通費(ガソリン代や駐車場代は除く)、医師などの送迎費、入院時の部屋代(必要な場合)や食事代
・医療器具の購入、レンタル代
・介護保険サービス(介護予防サービスも含む)の利用料の一部
・治療目的でのマッサージ、指圧、鍼灸などの施術費用
・薬代にはけがや病気の為にドラグストアで購入した市販品も含まれます。

※会社にお勤めで普段ご自身で確定申告を行わない方は、五年以内ならその手続きを行う事ができます。あなたの体調と相談しながら、慌てて確定申告を行う必要はありません。

posted by 風と空 at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 療養 | 更新情報をチェックする
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