2015年02月14日

がんの知識|がんを知る(4)


検査と診断

がんは、その部位によって検査の方法が異なります。いくつかの方法による組合せの検査で、あなたのがんの状態を明らかにし、その後の治療の方針を決めて行きます。

●腫瘍マーカー(血液検査)

がんが進行すると増える血液中の物質(因子)を、抗体を使って検出する方法です。しかし、特定の因子の増える原因が必ずしもがんであるとは限らない為、腫瘍マーカーの変動だけで診断する事はありません。あくまで複数の検査の裏付けの一つと理解しておいて下さい。比較的に前立腺がんの場合は精度が高いとされています。また検査による身体への影響が少ない事から、再発などの早期発見の手段としては多用されています。

●エコーによる超音波検査

エコー(echo)とは正に「こだま」「反響」を意味します。体の中に超音波を放って、臓器などに当たってはね返って来る「音」を「映像」に変換したものです。健康診断や人間ドックなどで、わき腹辺りにゼリーを塗られた経験があるのではないでしょうか。胎児の画像を見るのにも広く使われて来ました。機器の名はプローブと言います。

●レントゲン検査(X線検査とも)

X線と言う電磁波(放射線)を使って、その通り易さの違いから体の中の様子を見ます。発見者であるドイツのヴィルヘルム・レントゲン氏の名からレントゲン線やレントゲン写真とも呼ばれます。
放射線と聞くと「被ばく」が問題になりますが、下記の目安の様にかなり微弱なものです。

胸部のレントゲン撮影 0.05mSV(マイクロシーベルト)
胃のバリウム検査   2.0mSV
頭部のCT検査    0.5~1.5mSV
胸部のCT検査    7.0mSV

一般的に人体に影響を及ぼすとされているのが200.0mSVからです。又、私たちが自然界から知らずに被ばくしている量が、年間平均で2.4mSVだとも言われています。勿論、少ない量ではあっても、様々な放射線検査を立て続けに受ければ不安な気持ちになる事は否めません。その際は担当医に申し出て、適切な管理がなされている事を確認しておきましょう。

●CT(コンピューターによる断層撮影)

これもX線(放射線)を使用します。大きな機械の筒の中を、専用の寝台に乗って通過します。意外に撮影に時間を要しますので、閉所恐怖症の自覚がある場合や精神障害をお持ちの場合は事前に申し出て担当医にご相談下さい。
又、撮影する部位をより鮮明にするために、「造影剤」を注射して行う場合が多々あります。特にアレルギー反応を起こした経験のある方や、アトピー体質等でその不安が拭えない方も事前に申し出ておく必要があるでしょう。

どの検査でも同じことが癒えますが、何が何でも受けなければならない訳ではありません。その検査によってどんなメリットがあるのか。しっかりと説明を聞いて、十分に納得した上で受けて頂きたいと思います。

posted by 風と空 at 10:43| Comment(0) | がんを知る | 更新情報をチェックする
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