2014年12月08日

がんの知識|介護保険(3)


利用できるサービス「施設入所サービス」※短期の宿泊

●短期入所生活介護及び療養介護(ショートステイ)
お部屋に空きがあれば、福祉施設などが積極的に受け入れています。予め期間を区切って入所し、リハビリや介護を受けます。施設によっては病院を退院させられた患者さんの受け皿となっている所もあって、事実上の長期入所を引き受けていたりもしていました。一か月に掛る費用も交渉次第です。

利用できるサービス「他」

●福祉用具貸与
介護用ベッド(上半身を起こしたり、乗り降りの高さを調節できたりします)や車椅子(これもシンプルなものから多機能なものまで、サイズや形もさまざまあります)を1割負担で借りられます。

●特定福祉用具販売
例えば介護ベッドの脇にあれば便利な簡易トイレなどです。その性質上、貸し出しには衛生上の問題があるため購入が前提となります。但し、ご購入時には一定金額の助成金が出ます。入浴用の椅子もこれにあたります。

●住宅改修費の支給
バリアフリー(段差の解消)工事や、廊下・階段・浴室などへの手すりの取り付け、和式のトイレを洋式に変更した場合など、一定額を条件として費用を負担して貰えます。他にも、すべりにくい床材への変更、引き戸への変更など、長期の療養生活に支障のあるものが対象となります。
※この場合も1割負担は必要です。また一定額の上限を超えれば、自己負担しなければなりません。

利用できるサービス「施設入所」

民間の有料老人ホーム(介護保険の適応を受けるサービスとして指定された)に入所して、日常の食事・排泄・入浴の介助や、リハビリなどの介護を受けます。人気の高い施設は相当数の順番待ちがありました。しかし、要介護の必要性やご家庭の事情も考慮してくれますので、ご家族様などがマメに問合せをしていれば早期の入所が可能となる場合があります。

あなたに合ったケアプランを最小限の負担で受けられるように、担当のケアマネージャーさんとよく話し合ってみて下さい。

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2014年12月06日

がんの知識|介護保険(2)


利用できるサービス「訪問サービス」

●訪問介護(ホームヘルプ)
日常の食事・排泄・入浴などが困難な状態であれば、ホームヘルパーがご自宅を訪問して介助してくれます。又、生活必需品の買い物を代行したり、家事全般(炊事・洗濯・掃除んど)を決められた時間の中で行ってくれます。

●訪問入浴介護
ホームヘルパーでは対処できない状態の患者さんの場合、看護師などを含むチームがご自宅に伺い介助します。

●訪問看護
在宅医などと連携を取って、訪問看護ステーションの看護師や保健師がご自宅に訪問します。診療や手当て、療養の為のお世話をします。

●訪問リハビリテーション
理学療法士(歩行など基本的な動き)や作業療法士(物を書く・作るなどの動き)などがご自宅を訪問します。日常生活での自立を助ける為のリハビリを行います。ただし、末期の場合は、抗がん剤などの影響で骨がもろくなっているかも知れません。担当医医の診断や助言に基づいて行うべきでしょう。

●居宅療養管理指導
医師、歯科医。薬剤師などがご自宅を訪問します。医学的な管理や指導を行います。

利用できるサービス「通所サービス」

●通所介護(デイサービス)
外出が可能な患者さんが対象です。デイケアセンター(送迎有)へ通い、日常動作の訓練や食事の支援を受けます。各種のレクレーションや、一年を通じたイベントなどにも参加します。

●通所リハビリステーション(デイケア)
設備の整った病院や診療所、あるいは老人保健師施設に自力で通い、理学療法士や作業療法士の指導を受けてリハビリを行います。

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2014年12月05日

がんの知識|介護保険(1)


対象者と申請

原則65歳以上の方が対象です。

しかし、40歳から64歳までの方でも、末期がんであると診断されれば対象者となります。各市町村役場が窓口でした。認められれば、必要なサービスを1割負担だけで受けられます。

まずは申請を行わなければなりません。担当窓口で詳しい説明を受けて下さい。主治医の書く意見書を精査して訪問調査を行い、市区町村におかれた介護認定審査会で審査と認定を行います。認定の申請後、30日以内に結果が通知されます。

ご注意頂きたいのは、ありのままの状態を見て貰う事です。特に男性患者さんの場合は大変に問題がありました。調査員の前で元気にふるまおうとするのです。末期の場合、刻々と症状が変化して行きます。その辺りも十分に踏まえた上で、あなたへの介護の必要性を訴えなければなりません。

介護保険は認定の段階によって受けられるサービスに差があります。

要支援1、要支援2、要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5、と数字が多くなるほど手厚い給付が受けられる仕組みです。認定が受けられれば、申請した日からのサービスが対象となりますので、迷わず、真っ先に申請して下さい。

要支援の場合は「訪問サービス」と「通所サービス」が受けられます。相談窓口は地域包括支援センターでした。要介護となれば「施設入所サービス」も受けられます。ケアマネージャーと呼ばれる専門家に相談できます。

通常は介護認定の審査結果に同封されて、民間の「居宅介護支援業者」の一覧が送られて来ます。ケアマネージャーはそこに在籍しています。あなたの状態と認定の段階に応じたケアプラン(施設に入所するのか、デイサービスに通うのか、ホームヘルパーを依頼するのか、介護ベッドなどの医療器具をレンタルするのか、他)を作成してくれます。

もちろんケアマネージャーの能力や各事業者の態勢も均一ではありません。一人のケアマネージャーが受け持つ事のできる患者さんの数も限られていますので、当然ながら人気のある人材と巡り合える確率も低いと言わざるを得ません。あせらず、よく話を聞いた上で契約を交わしましょう。

特に医療ソーシャルワーカーはその辺りの裏情報を多く握っています。がん相談支援センターの相談員が信頼できそうであれば、内々に評価の高い業者やケアマネージャーを推薦してくれるかも知れません。間違いなく把握はしています。
posted by 風と空 at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 療養 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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